世界盆栽大会〔日本・大宮市(現・さいたま市)〕

会期:1989年4月6日〜9日
会場:大宮ソニックシティ
主催:日本盆栽協会
  • 後援:外務省、文化庁、埼玉県、大宮市(現・さいたま市)、日本万国博覧会記念協会

 「盆栽の心で築く世界の平和」をスローガンに掲げた世界盆栽大会が開催されたのは1989年でした。当時、欧米では盛んに国際的な盆栽イベントが開催されていましたが、東洋で大規模な国際イベントが開催されたのは、これが初めてでした。
 盆栽の故郷とも呼ぶべき日本での開催、しかも大宮盆栽村を擁する埼玉県大宮市(現・さいたま市)での開催とあって、世界中からの注目を集め、大会登録者数は日本国内から504名、海外からは31か国から733名、あわせて1237名という大規模な盆栽大会となりました。
 主催した日本盆栽協会も、そうした期待に応えるべく日本の盆栽界の総力を結集して大会の運営にあたった。デモンストレーションは、加藤三郎氏(蝦夷松寄せ植え)、竹山浩氏(ヒメシャラ寄せ植え)、木村正彦氏(赤松文人木)福田次郎氏(カエデ株立ち)など、当時の日本を代表する14名の作家が、様々な樹形で卓越した技術を披露しました。
 また盆栽ワークショップには、50名の公認講師(日本盆栽協会が認定した盆栽作家)が参加し、各教室で受講者の指導に当たった。

 この他、大会では日本を代表する盆栽愛好家、松島稔氏のコレクションを展示した瑞祥苑への見学ツアー、セイコきもの文化財団の協力による着物ショー、大宮盆栽村の見学など多彩なプログラムも用意し、熱気に包まれた4日間を過ごした。

 この会期中に開かれた会議で、世界盆栽友好連盟の設立が宣言され、世界盆栽大会は連盟の主催によって、1年に1回、世界各地で開催が継続していくことも決定した。

世界盆栽大会のメイン会場となった大宮ソニックシティ

蝦夷松の寄せ植えを創作する加藤三郎氏

竹山浩氏によるデモンストレーション

公認講師から直接指導を受けた盆栽ワークショップ

春の盆栽村を楽しむ参加者たち

人気を博した着物ショー

サヨナラパーティー、「またお会いしましょう!」